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先輩起業家NAVI
大和田 順子さん LBA(ロハスビジネスアライアンス) 共同代表
環境や農業、低炭素社会の実現に向け情熱注ぐ
「LOHASとは、人と地域と地球の健康を志向するライフスタイルだと思っています」とは、ロハスビジネスアライアンス共同代表の大和田順子さん。
低炭素で持続可能な社会の実現に向け、新しい価値観であるLOHAS(ロハス)の考えを提唱し、人々のライフスタイルだけではなく、ビジネスの分野で、そして社会全体の変革を願い、講演・研修、執筆、コンサルティング、NPO活動などを行っている。

高校時代からボランティア活動に参加し、生徒会なども務める活発さがあった。大学卒業後は、東急百貨店に入社。男女雇用均等法施行前の80年代だが、大卒一期生としての採用だったが、営業企画部に配属され、男女の隔たりを感じることなく職務を全うしていた。その後、部署の異動や東急総合研究所へ出向などを経て、ザ・ボディショップに転職した。ザ・ボディショップはアニータ・ロディックという世界有数の女性起業家が起業した会社として有名だ。

「動物保護、人権、環境、CSRなどの取り組みを先進的に行っていた会社です。今では、珍しくありませんが、1995年当時、たとえば人権キャンペーンを行うときはアムネスティインターナショナルなどNGOの協力をあおぎ、NPOとコラボレーションして実施するという、当時としては画期的な手法を用いていました」
そんな世界最先端のCSR企業で培った経験は大きく、ロハス+ビジネスという現在の考え方の根本になっているともいえる。

その後、環境をテーマとしたコンサルティングのベンチャー企業などを経て独立。小池百合子さんが環境大臣だった時代に創設された「環境ビジネスウイメン」の第三期メンバーなど委員なども務める。
昨年(2008)より、NPO環境立国の理事や有機農業普及啓発検討会議委員等も歴任している。
「世界規模の食糧危機や石油価格の高騰、経済破綻、食品偽造問題など……昨年は時代の転換の年だったと思うのです。就労問題についても、私は、若者に開墾に行こう! と声を大にして勧めています。日本全国には有休農地など、未活用の自然資源が実は沢山ありますから。」

食糧自給率アップ、森林再生、そして農村の活性化など、新しい文化や仕組みを生み出すことで町が変わり地域再生にもつながる。それらをビジネスに結びつけて考える。社会問題の解決と、「農商工連携」を結びつけた新しいビジネスモデルの実現に注力しているという。
「まずは、人や地球、環境に“思いやり”を持つことが第一歩」ということだ。
PROFILE

LBA(ロハスビジネスアライアンス)
http://www.lohas-ba.org/
LBAは2007年7月設立。LOHAS(Lifestyles Of Health And Sustainability)の価値観に基づくビジネスを活性化するプラットフォーム。衣食住学遊から農やまちづくりまで、様々な業種の企業や個人が参加。セミナーやビジネスアライアンスを通じて、持続可能な社会の実現を目指す。

おおわだ じゅんこ
学習院大学文学部哲学科卒。東急百貨店、東急総合研究所、ザ・ボディショップ、イースクエア等を経て2006年4月に独立。LOHASビジネスプロデューサー。2008年4月〜カーボンオフセットフォーラム(環境省)アドバイザー、5月〜NPO環境立国 理事、6月〜有機農業普及啓発事業 有機農業普及啓発検討会議委員等歴任。共著に『日本をロハスに変える30の方法』(講談社)、『ロハスビジネス』(朝日新書)など。
http://www.owadajunko.com/
主 催
産経新聞社
サンケイリビング新聞社
fuji sankei business i
共 催
大和証券グループ
審査協力
大和総研
大和SMBCキャピタル
セミナー協力
中小企業基盤整備機構