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先輩起業家NAVI
大守 光子さん HumanColor心理研究所 会長
「色と食」をテーマに、企業や教育現場で現代人の心のケアを
「欧米では、栄養カウンセリングと呼ばれる栄養療法が随分前から提唱されています」とは、臨床心理カウンセラーの大守光子さん。
大学卒業後、結婚。育児をしながら、関西の学校で小・中・高校生など、子どもたちの心のケアを行うスクールカウンセラーを歴任していた。なかでも、臨床心理研究を行うかたわら、色彩心理学による「色と心の深層心理分析」の研究に特に力を注いだ。20数年の歳月をかけ、2万人以上のカウンセリングの臨床例を基に、色彩心理テストHuman Color(国際特許取得)を開発した。これは、ドイツの心理学者、M・グリュンワルトの空間図式と色彩心理の六分割投影法を融合させた分析方法だ。

「色彩心理テスト『ヒューマンカラーカウンセリング』は、12色のクレヨンを用いて心理テストを行います。ただし、それだけで判断するのではなく、対面での面接や行動観察といったものを踏まえ、総合的にみて、心理状態を判断し、カウンセリングを行います」

この心理分析は、企業や学校での人事管理や人材教育、人間関係に関わる相談や助言、精神衛生、カラーセラピーに活用している。なかでも、「大人ほど言葉が巧みではない幼い子ども程、色に心情が現れるもの」という。阪神大震災直後の子どもの心の変化も色を通じてみてきた。
また、「色彩心理は社会心理とともに変化する」とのこと。年齢による色の嗜好の変化やその人のライフサイクルとの関連性などを分析し、人々の購買心理やヒット商品の色彩分析といった、カラーマーケティングにも役立て、企業のコンサルタントも務めている。

そんな大守さんは、大学卒業と同時に栄養士と教員免許を取得した。人々の相談に耳を傾けていると、心理状態が不安定な原因の一つに、食生活に大きな問題があると思われることが多かった。
欧米では随分前から提唱されていた栄養カウンセリングを、長年培ってきた色彩心理分析と融合させ、「色彩フードセラピー」として活用できないかと考えた。
栄養面でもバランスよく、かつ、色彩心理の理論に基づき、楽しく食事をすることで、心も身体も健康になればという思いを込め、提唱している。
PROFILE

HumanColor心理研究所
http://www.eonet.ne.jp/~hcc/
1992年設立。2万人以上の臨床例を基に、色彩心理テストHuman Colorを開発。国際特許を取得し、カラー心理分析に活用する。人・物・空間の色彩心理カウンセラーの養成、企業や学校等で心のケアに用いる。

おおもり みつこ
武庫川女子大学家政学部卒業。結婚、育児を経た後、学校法人百合学院スクールカウンセラー等を歴任。三十数年のカウンセリング歴を持ち、研究成果の一つとして開発された色彩心理テスト「Human Color Counseling」は、AIC国際学会論文発表で評価を得て、各国で特許を取得。色彩コンサルタント、心理カウンセラーとして活躍する。著書に、『子どもを伸ばす親の習慣 色彩フードセラピー』(阪急コミュニケーションズ)など。徳島県生まれ。
主 催
産経新聞社
サンケイリビング新聞社
fuji sankei business i
共 催
大和証券グループ
審査協力
大和総研
大和SMBCキャピタル
セミナー協力
中小企業基盤整備機構