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「お花を飾りたいけれど、生花ではコストもかかり、手入れが大変」。
そんなニーズに応え、清水井友希さん(33歳)は、プリザーブドフラワーを用いた花のレンタルサービスを行っている。
プリザーブドフラワーとは、切り花を染料で加工し、長期間保存を可能としたもの。造花と違い、生花の繊細さを保ち、手入れが不要とあって利用価値が広がっている。
その利点に注目し、常花では、季節ごとにオフィスや病院、レストランといった、それぞれの空間に調和したフラワーアレンジメントを施し、レンタルサービスを行っている。
会社名の常花には、「常にお花のある生活を」の意味が込められている。また、「スタッフそれぞれが花開く場所になれば」との思いも込められているとのことだ。
清水井さんは、大学を卒業後、サントリーに入社。女性向けの商品開発に携わっていた。その後、企画会社などで、企業や商品のブランディングサービスに携わってきた。
「人生のさまざまなシーンを彩る花に、コミュニケーションツールとしての可能性を感じました」
会社勤めをしながら、フラワーアレンジメントのスクールに通い、「花を切り口に人が集う場になれば」と起業した。
そのとき、スクールで出会った人たちがデザイナーとして活躍している。
なかでも、ここ数年ヨーガなどインド式の美容・健康法が人気を集めている。「花を眺めたり、創ることで癒やす」という試みで、インドの伝統医学「アーユルヴェーダ」を用いたフラワーアレンジメントがユニークだ。
まずは体質チェックシートを用いて、3つのタイプに分類する。その人の体質や状態に合わせて、花、葉、実といった装飾品や器も変え、フラワーアレンジを創るとのことだ。いずれも女性向けと考えられがちなサービスだが、意外にも「花を贈りたい男性」や、胡蝶蘭に代わる企業間の贈答品としての相談も多く受けるとのことだ。
PROFILE
常花株式会社
http://www.tokohana.com/
2006年設立。花類および花類加工品の販売・卸、生産・輸出入をはじめ、プリザーブドフラワーのレンタルなどを行う。また、広告制作も手掛ける。
しみずい ゆき
慶応義塾大学総合政策学部卒業後、サントリー入社。その後、企画会社や広告制作会社等を経て独立。フリーのコピーライターやプロデューサーとして活躍。2006年常花(tokohana)設立。東京都出身。33歳。
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