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成島真紀さん(35歳)は、都内に10店舗のネイルサロンを展開している。
大学卒業後、大手宝飾専門商社を経て、米国宝石学会認定の鑑定士の資格(G.I.A.G.H)を取得した。
両親は共に起業家だった。働く女性の姿は、母の背中を見ていたことから当たり前のもので、自分も「キャリアウーマンになりたい!」と幼いころから夢見ていたという。
資格取得後、母の経営する会社の専務取締役に就任。新規事業として、ジュエリー事業部を立ち上げた。ここでは、ジュエリーの販売やコンセルティングを行っていた。
「宝石は、何かの記念や大切な日に買うもの。また、人によっては安い買い物とはいえず、思い切った買い物だったりする」
だから、マンツーマンの接客にこだわり、完全予約制でその人に一番似合うものを選んでいた。
「女性がキレイになっていくのが嬉しいです」
ジュエリー部門が軌道にのると、今度はネイルサロンをオープンした。
自分の爪が弱かったためコンプレックスを持っており、ネイルサロンにはよく通っていた。「ネイルサロンに行くのが好きだった」という。好きが興じて、ネイルサロンをオープンした。その翌年、独立。マーナ・マリーを設立した。
はじめは、ジュエリーとネイルの2つは別の異なったビジネスの形態をとっていた。しかし、「トータルでコーディネートしたら、より美しくなるのではないか?」とひらめいた。爪の手入れをして、きれいになった手に似合うジュエリーを提案するという、ネイルとジュエリーが融合した新感覚のネイルサロンのスタイルを考えた。これが、「Petit MaNa」だ。
従来のネイルサロンの持つ、「雰囲気も値段もお高い」といったイメージを払拭し、適正価格で親しみやすく、地域に密着したネイルサロンを目指す。2007年7月現在、10店舗を展開。二子玉川と小岩、経堂、銀座、学芸大学、お台場、自由が丘、青葉台、浅草、仙川と異なる風情の街に出店し、店舗数を増やしている。今後も神奈川などに出店予定だ。
「女性は、ジュエリーを身に着けたり、ネイルケアやネイルアートをしたりすることで、自然と明るい笑顔になります。外見が美しくなることが自信につながり、次第に内面も磨かれていくのです。そうした女性が内面から輝くようお手伝いをしたいと思っています」
派手な宣伝は打たず、地道にリピーターが増えている背景には、約50名のスタッフ全員で徹底して心がけていることがある。
「施術サービスという商品を提供するなかで、お客さまへの感謝の気持ちと心配り、気配りを忘れず大切にしていきたい」
毎月、新人スタッフは2回、店長クラスをはじめベテランスタッフも1回は技術向上に努めている。
今後も、「これまでのノウハウや経験を生かし、多くの人々の笑顔が見られるよう邁進していきたいです。そのためには、店舗を増やしたり、気軽に入りやすい店づくりをしたりすることで、ネイルサロンを身近に感じてもらえるようがんばります」とのことだ。
PROFILE
マーナ・マリー有限会社
http://www.manamary.com/
2004年9月設立。ネイルサロン「Petit MaNa」の経営や、ジュエリー・時計、バッグ、化粧品販売、ジュエリーに関するコンサルティングを行う。
なるしま まき
明治大学卒。大手宝飾専門商社を経て、米国宝石学会認定資格(G.I.A.G.G)を取得。マキコーポレーション専務取締役に就任し、ジュエリー事業部を設立。2004年独立、マーナ・マリー有限会社設立。代表取締役就任。東京都出身。35歳。
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