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松波 利佳さんさん マンマ・マーノ代表
「あったらいいな」を形に幼児ルーム経営
短大在学中より、タレント活動をしていた松波さん(42歳)。卒業後、ラジオ番組のパーソナリティを3年程務め、フリーとなった。現在もテレビやイベントなどで、リポーターやパーソナリティの仕事をしている。

結婚して、二人の女児を出産した。働きながら育児をする中で、保育園や託児所探しに苦労した。
「こんな託児所があったらいいのに」という思いがあった。自身の経験を活かし、「それなら自分で作ろう!」と、2000年に幼児ルーム「マンマ・マーノ」をオープンした。

幼稚園や学校からの送迎やお教室への送り出しなど、同じ母親としての目線で、「あったらいいな」というサービスを取り入れた。今では、「保護者会に代わりに出席して欲しい」や「受験の抽選に行って欲しい」といった、始めてみなければわからなかった保護者の要請やサービスに応じている。

二人の娘の小学校受験を経験した。受験は子供だけのものではなく、「親子でやるもの」と実感し、親子で楽しみながらできる教室を作ろうと、2005年5月、新たにお受験教室を開講した。 「○○幼稚園に通っていないと合格できない」
「○○のバッグを持っていないと…」
「○○の写真館で撮影した写真がいい」など、母親たちの間で飛び交う情報に疑問を感じていた。
「上の子は区立保育園に通っていたけど合格できたし、実際に小学校の先生たちに聞いてもそんなことはないという」

親の加熱する情報に、受け入れ側が戸惑いすら感じていることもある。
また、勉強はよくできるのに、落ちてしまう子もいるという。
「勉強ができるか出来ないかだけではなく、家庭も見られる」という。
ペーパー試験の出来がよくても、親子面談や自由遊びという行動の中で、協調性があるかどうかや臨機応変に対応できるかどうか、思いやりのある子かどうかなど、重要視されているのではないかと考える。

「ある意味、親が試されている」
少子化で子供にかける情熱も高まっているが、その矛先に問題を感じることもあるという。たとえば、受験をブランドのようにとらえていたり、受験に失敗したからといって、子供を責めるのではなく、そこまでがんばれたことを喜ぶようにと「受験は人生の通過点」と説く。
「親子で一緒に楽しく勉強していれば合否に関わらず、受験はひとつのよい経験となる」。
合格に導くための指導に重きを置くのは当然だが、合格発表後の親子のケアに力を入れる。
今後は、託児サービスを提供するなかで、子供達の五感を育てられる環境を自然に作りたいとのこと。

「毎日リトミックや英語など、テーマを変えて、クラスが受けられるような……」
と、まだまだアイデアはつきない。
幼児ルームもお受験教室も、「あったらいいな」を形にし、大手にはないサービスを、「マンマ・マーノ」だからできることをすることで、差別化をしている。
PROFILE

2000年設立。東京・麻布に幼児ルームを設立。学校や習い事へ送迎サービスなど、利用者の声を反映させ、サービスを広げる。'05年親子で楽しみながら学べる受験教室を開講。

まつなみ りか
金城学院短大在学中より、タレント活動を始める。卒業後はラジオ日本で3年番組パーソナリティを務め、フリーとなる。テレビ、ラジオ、イベントなどのリポーターやパーソナリティとして活躍。2000年マンマ・マーノ設立。42歳。東京都出身。
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