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高橋 理子さん 株式会社ヒロコレッジ社長
日本の伝統を守り、新しい感覚の着物作りを
浴衣や着物など、「着るもの」をテーマに作家活動を始め、'06年オリジナルブランド『HIROKOLEGDE』を立ち上げた高橋理子さん(30歳)。

母は編み物、祖母は洋裁が得意で、高橋さんが子供の頃よく遊んでいたバービー人形の服を二人がたくさん作ってくれた。そのため、物心ついたときから、自分もファッションデザイナーになると心に決めていた。

中学生の頃からデザイン画を描きため、高校から服飾の専門技術を学べる学校に進学した。集中して学び、高校3年間で一通りの技術を習得した。技術的には、そのままアパレル業界に就職して活動をすることもできたが、その技術を実践で活かす前に、素材となるテキスタイルの知識を広げたいと芸大に進学した。

染や織の伝統技術や技法を学ぶうち、「着物本来の姿を活かし、色や柄で平成という今の時代にあったオリジナリティが出せれば」と、着物デザインに目覚めた。

染めの手法や素材、仕立ては昔のまま、「伝統を継承しながら、今の時代の新しい文化を生み出したい」と熱く語る。

着物と言えば最近、古着が見直されてきている。しかし、昔のものを着るのではなく、若者が洋服感覚で新しいファッションとして着られるような、今の時代に合ったデザインの着物づくりを目指している。そんななかで、「○丸柄」に着目した。

「円の繰り返しのドット柄の着物は昔から存在している。完璧で無駄のないシンプルな形、円でどこまでのことができるか…」
自身の想像力の限界に、チャレンジしているそうだ。

ブランド立ち上げより展覧会を中心に活動の場を広げている。表参道ヒルズや代官山などで展示も行われている。

将来は、自身のブランドの店舗出店をするという夢も抱きつつ、もうひとつ、「襟を正すなど、着物文化から来ている言葉がある。学校教育の中で着物作りの現場見学や、着付けの授業を取り入れたらよいのでは」という持論を持ち、若者に着物の魅力を伝え、日本のよき文化を継承していきたいと力を込める。
PROFILE

株式会社ヒロコレッジ
http://www.hirocoledge.com/
2006年12月8日設立。浴衣や着物といった「着るもの」を作り出す。オリジナルブランド。

たかはし ひろこ
1996年より東京芸術大学美術学部工芸科で染織を学ぶ。伝統染織技法を学び独自のキモノ表現で作家活動を始める。'02年同大学院修士課程修了。'03年同大学博士後期課程に再入学。'05年フランス外務省AFAAの招きでパリに滞在しアート活動をする。'06年大学に復学。同12月ブランド『HIROCOLEDGE』を立ち上げ、会社設立。30歳、埼玉県出身。
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