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鈴木 康子さん ミヌック・インターナショナル社長
アジアンビユーティをテーマにシンガポールで起業
シンガポールで日本語情報誌を創刊し、会社を設立した鈴木康子さん(41歳)は、日本国内でバブル景気が崩壊した'90年代初頭、香港やシンガポールへのアジア転職ブームの最中に、アジア転職したひとり。

'92年にシンガポールの広告制作会社に転職したことをきっかけに、同地に拠点を構えるようになった。社内プロジェクトで日本語情報誌を立ち上げた経験を生かし、独立。広告収入を元に、無料で配布する日本語情報誌「マンゴスティン倶楽部」を発行。日本やアジア各国のITブームに先駆け、情報サイトの運営もスタートした。

会社の事業が軌道にのると、日本とシンガポールを行き来する生活となり、現在、日本国内でも女性向けサプリメントの商品企画開発に参画し、美容・エステなどのPRアドバイザー業務も行なっている。

シンガポールは、マレー半島の南端に位置し、国土面積は699m2と、琵琶湖とほぼ同等。だが、経済力を持つアジアの大国のひとつ。人口約424万人。そのうち、在留する日本人はおよそ2万5000人。各国から訪れる観光客は年間800万人を超える。
長年、シンガポールで情報に携わる仕事をしていると、「この国を象徴する土産物がない」ことを実感するようになった。

日本同様、アジアでも美容・健康ブームが年々盛り上がっている。
日本だけではなく、アジアの女性が喜びそうな、「シンガポールらしい」土産物ブランドを作ろうという構想を立ち上げ、アジアでは果物の女王といわれているマンゴスティンに注目し、香水作りを発案した。

「アジアを象徴し、日本人だけでなく、ローカルの人にも愛されるものを作りたい」
フランス・パリで活躍中の日本人調香師の噂を聞きつけ、香りの調合は新間美也氏に依頼した。異国の地で、国境を越え活躍する日本人同士のコラボレーションが実現し、「夢の香り」が完成。
出来上がった製品は、あくまで「シンガポールのお土産」という点にこだわり、現在、ラッフルズホテルのギフトコーナーで販売している。

今後も、アジアと女性をキーワードに、第二、第三の土産物企画やサービスを思案中ということだ。
PROFILE

ミヌック・インターナショナル
http://www.mangosteen.com.sg/
1998年設立。シンガポール在住の日本人向けの日本語情報誌「マンゴスティン倶楽部」を創刊。インターネットと平行して情報発信をする。現地で馴染みの果物「マンゴスティン」を使った香水の開発・販売も開始。
会社所在地は、シンガポール、東京それぞれにオフィスを構える。

すずき やすこ
専門学校卒業後、求人情報誌の制作会社や旅行添乗員などを経て、シンガポールの広告制作会社に転職。社内プロジェクトとして日本語情報誌を立ち上げる。'97年退社。翌年ミヌック・インターナショナル社を設立。「マンゴスティン倶楽部」を創刊。41歳。秋田県出身。
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