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石原 美香さん 株式会社ヴィーボ代表取締役
掟破りのイタリア下着で素敵な中年女性に磨きを
輸入下着をネットとサロンで販売

イタリアをはじめとした、日本未入荷の輸入下着の販売をしている石原美香さん。はじめは自宅兼オフィスとして「AMICA」という屋号を掲げ、ビジネスをスタートしたが、'06年新会社法が制定されたことを機に、株式会社として組織化した。 大学を卒業後、リクルートに3年間勤務するが結婚を機に退職。二人の子供を産み専業主婦をしていたが、二人の子供が成長し、子育ても一段落ついた頃、「仕事をしよう、できれば自分の好きなことを仕事にしたい」と考えた。

以前より、美容やファッションには興味があり、服飾に関わる仕事をしたいと思っていた。そんなとき、創業1879年というイタリアのragno(ラーニョ)というメーカーのインナー下着と出会い、その着心地のよさに感激した。

日本の販売代理店はどこかと調べ、「どんなことでもいいから」と願い入れ、そこで雑用から仕入れまで手伝うようになった。こうして輸入下着の販売ノウハウを垣間みた。
その後、知人の紹介もあり、縁あって日本人とイタリア人夫婦のビジネスパートナーと出会い、独立。横浜の自宅でインターネットをメーンにイタリアの下着の輸入・販売を始めた。
自分で商品の買い付けに欧州へ渡ることもある。なぜ、イタリアの下着がよいのか?

「イタリアの下着は、色といいデザインといい、見た目のかわいらしさがなんといっても魅力」ということだ。そしてファッションの国、イタリアでは下着のメーカーも無数にある。
「『ラ・ペルラ』というブランドは、まるで高級ブティックのような重厚な店構え。夫婦で下着を選ぶ姿もごく自然。自分もそんなサロン作りを目指しています」

日本でも最近は、黒や赤など原色を使った鮮やかな下着が増えているとはいえ、白やベージュ、黄色、ブルー……といった淡い色が主流。石原さんが目をつけ、商品として並べる下着は、ピンクやターコイズブルー、黄緑……など、カラフルなだけではなく、下着なのにそのまま出歩いていてしまえそうな、華やかで、繊細で、凝った柄やデザインのものばかり。
また、Tバックショーツの品数の豊富さも自慢のひとつ。

「日本とイタリアでは水や気候が違うせいか、色の発色が微妙に違う」。
また、イタリアではコットンやシルクといった素材にも等級があり、すべて最上級のものを選りすぐる。デザインの決め手は、リボンやレースといった、ワンポイントアクセサリーの類。しかし、「実際につけると邪魔だと思うものも確かにある。でも、こうしたものを持っているだけでも嬉しいという満足感や楽しさが下着のよさだと思うのです」
持っているだけでもウキウキする、着こなせればより素敵になれる。
「もっと素敵な中年の女たちを演出したい。下着もただ着るのではなく、カッコよく着こなして欲しい」と願う。

かわいらしい下着を持つことでときめき、着こなすことでより美しくなる。「美しさと、若さ、健康の秘訣」という持論を説く。
「専業主婦をしていた頃は、目標もなく壁にぶつかることもあった。しかしそのとき学んでいた簿記やペン習字が今、とても役に立っているんです」

人生には修行や休暇の時間が必要かもしれない。子育てに専念していた時間も含め、すべての経験が今、仕事の役に立っているということだ。
12月から東京・世田谷の住宅地の一角にサロンもオープンし、さらなる夢を広げる。
PROFILE

株式会社ヴィーボ
http://www.mia-amica.com/
2006年設立。イタリアをはじめとする輸入下着の販売を行なう。インターネット通販でスタートし、'06年12月に東京・世田谷にサロンをオープン。
会社所在地は、東京都世田谷区野沢

いしはら みか
大妻女子大学卒業後、リクルートに入社。3年勤務の後、退職。'96年イタリアの下着メーカー「ラーニョ」の日本代理店にて勤務の後、'99年独立し、『AMICA』主宰。'06年株式会社ヴィーボに改組。12月にサロンをオープン。東京都出身。
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