TOPページへフジサンケイ・大和証券グループ 女性起業家支援プロジェクト2007
TOP お問い合わせ
先輩起業家NAVI
TOP > 先輩起業家NAVI > 種谷 奈雄子さん
先輩起業家NAVI
種谷 奈雄子さん 有限会社アークシード代表取締役
離婚しない家づくり、対話のある空間を
人との関係性を良好に保つ空間作りを

アークシードの種谷奈雄子さん(49歳)は、大学卒業後、地方公務員を経て、建築設計を学び建築業界に転身した。現在は、インテリアコーディネイターや一級建築士の資格を取得し、建築設計事務所を営んでいる。
「住宅は、住む人のもの。住んでみてホッとするものでなければならない」 と考える種谷さん。家族や夫婦のラフスタイルに合わせた理想の空間作りを目指し、顧客ととことん話し合いをしてから設計に臨んでいる。

たとえば、明るさの好みやホコリの許容量など、人によって違うもの。そんな目に見えない小さな違いがストレスとなり、日々の住み心地の善し悪しにつながっていく。だから、キッチンやトイレなど、どの部屋においても、床や壁といった材料のひとつひとつにまで、その人にとっての「心地よさは何かということ」を推測し、設計している。
顧客からよくある質問に、「普通はどうなのですか?」という問いがある。しかし、「万人にとってちょうど良いという『普通』は存在しないのです」。

また、「ビデオやCDのコレクションをする趣味があるということを知らなければ、収納スペースを考えないで設計してしまう」。
このようなことをなくすため、個人の趣味嗜好から、税金対策といったお金の相談まで、個別の状況を細かく聞くことを重要視し、そのうえで10年先はどうなりたいのかという将来設計も組み込む。

「住まいは、家族関係や人間の人格形成に大きな影響力があるもの」との考えから、親子や夫婦がその時々にあった距離感を保つことが重要ともいう。たとえば、若い夫婦なら、子供と一緒では話せない話もあるもの。夫婦のコミュニケーションをとるための寝室は別にとるべきで、子供の様子が見えるよう、子供部屋はリビングを通過していくように作ること。熟年夫婦ならば、それぞれの気配を感じながらも、妻や夫の趣味の部屋を別に作ること。これは、お互いに思いやりながらも自立するための空間を配することで適度な距離を保ち、個性を尊重するということだ。
「住まいの間取り次第で、家族の対話不足の問題も克服できると思うのです」

また、建築設計の仕事をしながら、暮らし方から住まいを考える「私を変えるリ・ライフデザイン」をテーマに女性4人で、『リ・ライフデザイン・ネット』を立ち上げた。ここでは、リフォーム相談やセミナーを開き、自分らしい住まい作りの研究や提案を行なっている。また、シニアがいきいき暮らして行くための情報を提供するNPO法人シニアテックの理事も務め、建築設計の経験を活かした活動も幅広く展開中だ。
'06年には福祉住環境コーディネーターの資格も取得。そんな中で、有料老人ホームの調査をしていくと、悪徳業者の被害にあう高齢者の存在を知り、心を痛めるようになった。『やっぱり危ない有料老人ホーム選び』というタイトルで調査データをもとに本を来春出版予定だ。

「今後は、土地を活用したい人や地域貢献したい人、そして利用したい人とをうまく結んでグループホームを形成するなど、施設提供者と利用者の両者にとって最良な施設作りに協力していきたい」。
PROFILE

有限会社アークシード
http://www.archseed.com/
1998年設立。家族と家の関係を配慮した空間、家作りを目指す建築設計事務所。テーマは、「離婚しない家づくり」「安心して住める住まいづくり」など。
会社所在地は、東京都中野区中央5-6-17

たねや なおこ
慶大経済学部卒。地方公務員として勤務の後、職業技術専門校にて建築設計を学ぶ。'87年より建築設計事務所勤務を経て、'89年独立。'98年有限会社アークシードとして法人登録。'06年福祉住環境コーディネーター取得。49歳。東京都出身。
第7回受賞者発表
女性起業家セミナー
女性起業家通信
女性起業家プロジェクトとは
先輩起業家NAVI
お役立ちコラム
お役立ちリンク
メディア掲載実績
主催
産経新聞社
サンケイリビング新聞社
fuji sankei business i
週刊レキオ
共催
大和証券グループ
後援
ニッポン放送event
文化放送
協力
大和総研
エヌ・アイ・エフSMBCベンチャーズ
地域協力
北洋銀行
七十七銀行
山口フィナンシャルグループ
沖縄銀行
セミナー協力
独立行政法人
中小企業基盤整備機構