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コンテストに応募してからあっという間に一年が経とうとしています。実は、今回私は二度目のリベンジ応募なのですが、毎回たくさんの方が参加していて驚きます。女性で起業していると「珍しい」といわれますが、だんだんと「当たり前」になってきているということですね。審査員の方々も、おそらく修羅場をくぐってきた女性経営者の方々なので、最終選考のプレゼンは本当に勉強になりました。そして、おそらく大先輩たちは女性だからという理由での苦労もあったかと思うのですが、こうした形でご支援頂ける現代に生まれた自分は幸せだなと思いました。
もう一つ、時代の流れといえば、私が「環境問題をテーマに起業しよう」と考えたのは高校3年生、1999年のことでした。当時は環境問題とビジネスの両立という発想がなかなか受け入れられず、ボランティアでやりなさいと再三言われたことを思い出します。でも私は、無償のボランティアはお金がなくなったら継続できず、結局根本的な解決にならない、持続的に環境配慮を続けるためには「環境に取り組むことが経済的にもプラスになる」社会をつくらなければいけない、と考えていました。あれから8年経った今では、環境問題に取り組むビジネスがこうした形で評価して頂ける時代になったこともまた、時の流れを感じます。その裏にはたくさんの方の政策的・思想的・経済的な努力の積み重ねがあるわけですが。
今回、レンタカグという事業モデルが受賞しましたが、レンタカグは、昔の日本にあった「貸し道具屋」から発想を得ています。物を買って捨てる「消費」ではなく、必要な期間だけ「借りる」という考え方。もともと、人類が所有していると思っている全ての物質は、地球からの借り物であることを考えたら自然な考え方ですよね。最終プレゼンで頂いたアドバイスをもとに、少しずつサービスを改良しております。
エコトワザという社名は、もともと日本の「エコ」の心と匠の「技」、つまり知恵を世界に広めることを通して、自然と人間との関係性を提案していきたいという思いからつけました。決して昔に戻れということではなく、先人の知恵に学びながら新しいライフスタイルと豊かさの基準を築いていくことが今の世界に必要なのではないでしょうか。私は技術の開発はできませんが、レンタカグのような楽しい企画を通してTechnologyとTechniqueの伝播をしていくことができればと思います。
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