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TOP > ビジネスプランコンテスト > 受賞者日記 > 鎌田 宜子さんの日記
受賞者日記
シニアクリエイティブ工房 アマンジ 写真
鎌田 宜子さんの詳細
2008年06月26日の日記
「クリエイティブ・シニアライフ」
「本当ですか?!」
2008年3月、地域賞受賞の知らせをいただいた私の電話を持つ手も声も震えていた。
電話を終え、次第に心が落ち着くと、「認めていただけた…」と大きな安堵感に包まれた。
私が起業を目指したのは3年前、ちょうど50歳の時だった。人生が大きく方向を変え
自分の足だけで歩かなければならない状況に直面し、生きていく為の方策を様々に考えての選択だった。
「カフェを持ちたい…」
若い頃から持ち続けていた夢を土台に、それまでの仕事の経験を生かしはたして可能なのか確かめる為とどのように起業に向かって取り組んでいけばよいのかを勉強するために市主催の起業家セミナーに参加し受講した。そこでの勉強は私にとって、それまでの経営のあり方を再確認する意味でもとても有意義なものであった。またセミナーを通し、人との新しい出会いの中から学ぶ事もあふれるほどあった。しかしながら、起業するには総ての点において不足であることも認めざるを得なかった。
「やっぱり、無理かな…」
諦めかけていた心に再び明かりがさしたのは職場の同僚の存在だった。同年代の彼女は、商品として売り出せるだけの技術と作品を有しているにも拘わらず、そこに至るまでの方法を知らず全てを諦めていた。
「もったいないな…」
聞けば、他にも夢を実現させたいと思っている人もかなりいることも分かった。
「どうにかして、彼女たちが自分自身の力で持てる能力を引き出し、夢の実現に向かって取り組んでいけるシステムをつくりたい!」
こうして私のビジネスプランコンテストへの挑戦は始まった。同時に一線を離れた後の生き方として、40代の頃から目指していたシニアライフアドバイザーの資格取得に向けて通信講座の受講も開始した。社会がこれまでに経験したことのない高齢化社会に向かって進む中、私達シニアが残された時間をどう生きるかを真剣に考えなければならない現実を直視する絶好の機会にもなった。
私の夢は新たな息吹―「一人一人が自助自立し豊かに生きていける社会創り」が注ぎこまれ、それをコンセプトにビジネスプラン作りを開始した。セミナーで学んだ手順に沿ってプラン作りを進め、約一ヵ月後に完成した。
投函を済ませ、久しぶりに活動した脳細胞の心地良い疲労が爽やかだった。
暑い夏が過ぎ、新しい歳を迎え再び桜の季節が近づく頃、私は舞い上がる気持ちを抑え地域賞受賞式の席に着いていた。
バックナンバー
2008年10月08日 「コミュニティーに受け入れられるには (1)」
2008年07月24日 「風が動いた!」
2008年06月26日 「クリエイティブ・シニアライフ」
主 催
産経新聞社
サンケイリビング新聞社
fuji sankei business i
共 催
大和証券グループ
審査協力
大和総研
大和SMBCキャピタル
セミナー協力
中小企業基盤整備機構