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受賞者日記
沖縄でのコーヒーの栽培と事業化 写真
岡田 康子さんの詳細
2008年03月12日の日記
「今月末の苗木移植から、いよいよ起業へ」

わたしの主人の祖父は16回目の起業で大成功したのですが、わたしにはそれほどのバイタリティや才能がなく、わたしの起業に対する考え方は
「子どもを健全に育てる自信がないときは、子どもを産むべきではない」
「身分不相応なことはしない」
というひどく慎重で臆病なものですが、2月には県内外からコーヒー事業に参画するパートナーも3名が加わりましたので、毛利元就の「三本の矢」の訓えのように
「弱者でも力を合わせれば強者に対抗できる」
という自信も出てきて、沖縄地域賞を受賞させていただいてから1年が経過しましたが、ようやく起業のタイミングを間近に具体的に感じられるようになってきました。

年末年始に急転直下で決まった移転先の“コーヒー山”には、2月末までに6回の伐採を行い、約1,000坪が開拓できましたので、今月あと数回の伐採作業を行えば、予定通り今月下旬から、いよいよコーヒーの苗木を移植することができそうです。
また沖縄からほど近い東南アジアで有機栽培されているコーヒーの種の入手も問い合わせ中で、沖縄の気候風土に適合した品種を選定したいと考えています。

今年移植するコーヒーが収穫できるのは2年後で、最初の1〜2年は豆の大きさをそろえたり、味を良くするために試行錯誤が必要と思いますし、コーヒーで収入を得るまでのバナナなどでの収入にも期待と不安はありますが、
大乗仏教の経典の『無量寿経(むりょうじゅきょう)』に
「仮令身止諸苦毒中 我行精進忍終不悔」
(たとえ身を諸々の苦毒の中に止むとも、我が行は精進にして忍んで終に悔いざらん)
という一節があり、これは
『たとえどのように辛い苦労があったとしても、自分の修行・精進は決して悔いることのないものにしよう』
という求道者の堅い決意を説いたもので、わたしもこの訓えを見習い
「岡田さんが栽培したコーヒーだから飲んでみたい」
そう言われるようになるまで精進したいと考えています。
30年間放置された森林の伐採は、なるべく自然を残したいのですが、「松の木の下での果樹は育たない」という考え方があるようで、伐採後にハイビスカスを植えようと考えています
コーヒー山から東シナ海側を見ているのですが、残念ながら海は一望できません。そのかわり台風のときに塩害は免れることは確実です
伐採した倒木が放置してありますが、これも細かく分断して道に運び出さなければならず、ガテン系の仕事はまだまだ続きそうです。でも、楽しさも一杯です
バックナンバー
2008年03月12日 「今月末の苗木移植から、いよいよ起業へ」
2008年02月13日 「コーヒー山の1回目の伐採をしました!」
2008年01月16日 「コーヒー栽培地が好条件で借りられることに!」
2007年12月12日 「満を持して、いよいよ移転地へ」
2007年11月07日 「コーヒー生産拠点が、ようやく実現化の方向に」
2007年10月10日 「明鏡止水の境地」
2007年09月12日 「人事を尽くして天命を待つ」
2007年08月08日 「『安全』を売り、『安心』を売り、『幸福』を売りたい」
2007年07月11日 「初志貫徹で迷いなく、移転準備は着々と進行中です」
2007年06月13日 「徹底的に極めたい」
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