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受賞者日記
沖縄でのコーヒーの栽培と事業化 写真
岡田 康子さんの詳細
2008年02月13日の日記
「コーヒー山の1回目の伐採をしました!」

沖縄本島北部の三村は“やんばる”といって、東洋のガラパゴスといわれ、ヤンバルクイナやノグチゲラなどの天然記念物や希少動物が多数生息している秘境ですが、コーヒーを栽培する山(=コーヒー山)は、中央の山脈のほぼ中央に位置しています。

沖縄本島北部の東西の幅は10km前後と狭いのに、中央に山脈があり、渓谷が複雑に入り込んで複雑な地形をなしていることや、世界最大級の暖流・黒潮が、沖縄本島を取り巻くように流れていることなどから、中央山脈付近では雲がかかりやすく、また霧が発生することも多く、森林は周年を通して湿潤で、そのために温暖・湿潤を好むへゴ(シダ植物)や苔(コケ)などの植物が多く繁茂しています。

“やんばる”の天気予報が「晴れ」であっても、この一帯には雲がかかってにわか雨になったり霧が発生したりして、水の心配がそれほどなく、大きな木を防風林として残し、その隙間にコーヒーを移植することで適度な日照も得られ、近隣に農地がないことで農薬飛散の心配も皆無という、今までの本島南部の栽培環境とは比較にならないほどの好条件でコーヒー栽培ができることを嬉しく思っています。

1月中旬に1回目の伐採に入り、同時に地形や風の向きを確認し、コーヒー苗木の配列は、整然としない不規則配列になり、栽培地は傾斜地なので山での作業は健常者、ふもとの加工所は障害者を中心に雇用するようにしたいと考えています。

30年前に農地として利用するために重機で開墾した山なので、8割は直径10cm以下の木や琉球竹、ヘゴ(シダ植物)で、これらを地元の方にお手伝いいただきながら数回で伐採を終えて、3月ごろからコーヒーの苗木の移植にかかる予定ですが、当日はノコギリとナタ、剪定バサミでの伐採は想像以上に過酷な作業でした。

「コーヒー栽培事業」を思い立ってから9年目、移転地を探し出してから6年目で、ついに理想的な移転地が決まったのですが、ここに至るまでは初志貫徹するために、決して思いつきで動かず、焦らず、「ストーリー」がより美しくなるように軌道修正、部分訂正を何度もしてきましたが、スタート台までようやく手が届くところまで来ました。
「伐採の様子」
手前が伐採した部分、奥はこれからですが、このあたりはリュウキュウチク(琉球竹)が多いです。
「伐採をした直後の様子」
一部を伐採しただけでもだいぶ広く感じられます。
「山に入る道(草刈機で刈った直後)」
この道沿いの両側には、いろいろな品種のバナナとマニラヤシを植える予定です。
「満開の緋寒桜(ヒカンザクラ)」
濃いピンクの花がうつむきかげんに咲くのが特長で気温の低下とともに開花するので、沖縄本島での桜前線は、北から南に南下、つまり日本一早い桜は沖縄本島北部で咲くのです。
バックナンバー
2008年03月12日 「今月末の苗木移植から、いよいよ起業へ」
2008年02月13日 「コーヒー山の1回目の伐採をしました!」
2008年01月16日 「コーヒー栽培地が好条件で借りられることに!」
2007年12月12日 「満を持して、いよいよ移転地へ」
2007年11月07日 「コーヒー生産拠点が、ようやく実現化の方向に」
2007年10月10日 「明鏡止水の境地」
2007年09月12日 「人事を尽くして天命を待つ」
2007年08月08日 「『安全』を売り、『安心』を売り、『幸福』を売りたい」
2007年07月11日 「初志貫徹で迷いなく、移転準備は着々と進行中です」
2007年06月13日 「徹底的に極めたい」
主 催
産経新聞社
サンケイリビング新聞社
fuji sankei business i
共 催
大和証券グループ
審査協力
大和総研
エヌ・アイ・エフSMBCベンチャーズ
セミナー協力
中小企業基盤整備機構