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受賞者日記
沖縄でのコーヒーの栽培と事業化 写真
岡田 康子さんの詳細
2007年09月12日の日記
「人事を尽くして天命を待つ」

ソフトバンクといえば、連結売上高が1兆円を超え、グループ企業が約800社、社員数は17,000人規模の日本を代表する会社の1つですが、孫正義社長が27年前、福岡市でコンピューター卸売事業のベンチャー企業を創業し、アルバイト社員2名の前でミカン箱の上に立ち「いずれ売上高を1兆円、2兆円と数えられる規模の会社にする」と豪語したことで、社員2名は非現実的な法螺話としか解釈出来ずに翌週辞表を提出して会社を去っていった、という逸話があり、ソフトバンクでは今でも「知識より志や目標の高い人」を求めています。
それに感化されたわけではありませんが、私も「世界最高のコーヒー」を沖縄で生産したいのです。
沖縄でコーヒーの露地栽培のテスト研究を7年間行い、それなりの栽培ノウハウと、すでに開花前後の苗木を2千本以上持ち、販路も心配ないのですが、残念ながら肝心の生産地だけが未確定のまま現在に至っています。
コーヒーに好意的な沖縄本島の金武町が第1希望ですが、もともと離島や本島北部の国頭村で事業化することも考えていましたので、コーヒー栽培に適する場所であれば、どこでもOKという心境で、今でもあちこち紹介を受けながら移転地を探しています。
「たかがコーヒー、されどコーヒー」という“されど”を突き詰めると「こだわり」になるのですが、コーヒーは口に入るものですから、まず徹底して「安全」に生産されたものでなければならないのです。
その安全の度合いをMAXにすることだけでも、「世界最高に“安全”なコーヒー」になり、スローフード的な思考をされる方々に理解していただければ、と考えています。
障害者自立支援法の施行で福祉保障費がカットされるようになり、障害者が働く各地の授産施設では付加価値型商品を開発し、障害者の賃上げを目指す試みがあり、知的障害者が虫食い豆やカビ豆などの不良豆を手選別したコーヒー豆を販売するところも出てきています。しかし輸入されるコーヒー豆自体が、発ガン性がウワサされる臭化メチルでくん蒸処理されていたり、生産現場で農薬栽培されていたり、赤道を通過する船の底でコーヒー豆が納豆のように発酵していたり、コーヒー豆の実態を知れば知るほど、私は「安全」にこだわりたくなり、障害者を正規雇用して「世界最高のコーヒー」を沖縄で生産したいのです。
武士が刀を研ぐのは、有事の際にいつでも切れるように準備しておくためですが、同時に「魂を磨く」という禅的な思考もあったようですから、私も焦ることなく、準備を怠らないように「その時」を待ちたいと考えています。
************************* コーヒーの木について *************************
コーヒーの木の外観です。放任では約7mくらいまで延びてしまいますので、手を伸ばして摘み取れるくらいの、高さ2mくらいで、幹の先端をピンチ(=切ってしまう)して、それ以上木が高くならないようにするのですが、そうするとコーヒーの木は、ゲゲゲの鬼太郎に登場する「百目」のように、枝葉が密集して横から出てくるのです。
もちろん、全部の枝葉に実が付きますから、木の年数が多いほど、収量は多いです。本土では他に類似する木がないですね。
コーヒーの木は、枝葉がウジャウジャと出て、木の中央の幹は見えません。枝葉の長さは1.5mくらいはあるはずで、直径が3mくらいに及びますから、単純計算で1坪に1本植えることになるわけです。
高さが約2mのコーヒーの木が並んでいる画像ですが、木の切れ目がおわかりになりますか?このくらいの成木になると、実の収量は10kg以上になります。実を精製して生豆にすると、外皮や水分がなくなって、重量は半分ほどになります。
100g500円売りにすると、1kg5千円ですから、5kgで2万5千円程度の売上(=1坪)になり、単純計算で、1,500坪に1,000本のコーヒーを植えると、2,500万円くらいになるわけです。
沖縄の土地代は、北部で1坪1,000円くらいと格安で、借りても1坪年間20円くらいなのですが、本土人は「よそ者」なので、なかなか貸してもらえないのが実態です。でも、なかなか面白そうでしょう?
バックナンバー
2008年03月12日 「今月末の苗木移植から、いよいよ起業へ」
2008年02月13日 「コーヒー山の1回目の伐採をしました!」
2008年01月16日 「コーヒー栽培地が好条件で借りられることに!」
2007年12月12日 「満を持して、いよいよ移転地へ」
2007年11月07日 「コーヒー生産拠点が、ようやく実現化の方向に」
2007年10月10日 「明鏡止水の境地」
2007年09月12日 「人事を尽くして天命を待つ」
2007年08月08日 「『安全』を売り、『安心』を売り、『幸福』を売りたい」
2007年07月11日 「初志貫徹で迷いなく、移転準備は着々と進行中です」
2007年06月13日 「徹底的に極めたい」
主 催
産経新聞社
サンケイリビング新聞社
fuji sankei business i
共 催
大和証券グループ
審査協力
大和総研
エヌ・アイ・エフSMBCベンチャーズ
セミナー協力
中小企業基盤整備機構