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受賞者日記
薬膳パンとビーフシチューの製造販売 写真
2007年07月25日の日記
やりたいこと、できること

近頃、ニュースでは毎日必ず、痛ましい事件の報道がある。
新生児が捨てられた、子供が虐待された、殺されたなど。
自分が子供を産んだばかりだからか、特にその種のニュースに敏感に反応してしまう。
状況や理由は様々だろうけど、無抵抗の子供にふりかかるあまりにも酷い暴力に、耳を覆ってしまう。

新生児を「育てられないから」と捨てた母親を、残酷だと責める?
内縁の夫に連れ子を虐待された母親を「バカな男になびくから悪い」と蔑む?
問題は、そんなに簡単ではないと思う。

私が起業して、もうすぐ二年半。その間に、百人以上の女性を雇用した。
経営者としてだけでなく、共に仕事をする仲間として関わりたいので、私的な事も話すし、聞くようにしている。
問題を抱えた女性はたくさんいたが、中でも彼氏が横暴であるとか、夫の暴力があるという話が多いのには驚く。

ほどんどの女性は暴力に触れると、極端に萎縮してしまう。特に相手が男性だと、勝ち目がないことが明らかで非常に恐怖を感じる。
身体的な痛みよりも、精神的な打撃を受け、全ての自信を失くしてしまうことが多いようだ。
誰でも一度自信を失くすと、立ち直るのは難しい。
卑屈になり、意欲を失くし、物事を悪い方にばかり考える。

自信があれば。自分のできる事の多さ、可能性を信じることができれば。
子供を捨てなくて済んだかもしれない。
子供を虐待するような男に引っかからなかったかもしれない。

立ち直る、自信を取り戻すには、どうしたら良いのか?
いきなり元通りになる特効薬はない。
少しずつ、自分にできることをして、成果を人に認めてもらうことだ。
人に関わることで自分が活き、人に認められると自信が付き、感謝されると喜びを感じる。

これ、一般社会で働いていれば日々営まれる当たり前のことだ、と思われるかもしれない。
だけど当たり前ではない人はたくさんいるのだ。
特に女性は、関わる人の数や行動範囲が狭いことが多いから…

私が関わった女性たちは、どの人も皆「特別な美点」があった。
暴力を振るわれるべきではないし、それに屈して悩まされるべきでは無いと思った。

私個人は大したことはできないけど、女性が働く職場の経営者として仕事を通して知り合い、関わって、美点を探し認めることで誰かを応援することができたら。
悩みを打ち明け、相談できる相手になれたら。
それでお互い、いい仕事・いい生活ができる環境が作れたらいいなと思う。

…こんなことを話したら、ある男性に「それじゃ商売はできないだろう」と言われた。
これだから女はビジネスに向かないんだ、とかなんとか。
どうでもいいことだ。
私は女性だもの、男性には理解できないバランス感覚があるのさ! たぶん。
バックナンバー
2008年01月30日 「やっとできた!!」
2007年11月21日 「意識と行動」
2007年11月07日 「忙しい、という喜び?」
2007年09月26日 「責任重大だ〜」
2007年08月22日 「がんばって作ってます…」
2007年07月25日 「やりたいこと、できること。」
2007年06月27日 「受賞して」
主 催
産経新聞社
サンケイリビング新聞社
fuji sankei business i
共 催
大和証券グループ
審査協力
大和総研
エヌ・アイ・エフSMBCベンチャーズ
セミナー協力
中小企業基盤整備機構