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受賞者日記
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2007年06月13日の日記
「私の理想は、自分の仕事(Carbon to Forests、以下CTF)が必要となくなる社会がくることです」
こんな大胆な提案を、ビジネスプランコンテストではっきりと言い切る人間は、あまりいないのではないでしょうか。けれど、これこそが、CTFの構想を考え始めた時も受賞後も一貫して変わらない私の気持ちです。
CTFは生活の中で排出される二酸化炭素(CO
2
)を計算して、排出した分を森の適正管理という形で地球に還元することを提案しています。地球温暖化問題が深刻なものとなり、テレビや新聞で耳にすることがない日々が続いていますが、一体何をすればいいのか悩んでいる方は多いのではないでしょうか?そんな時、簡単で気軽にできるエコアクションとしてCTFの提案する「オフセット」をする人が増えてくだされば、と思います。
私自身、研究職に従事していた関係上、パソコンや携帯といった便利な道具は手放せない一方で、環境破壊の情報が自分のところに集まれば集まるほど、何かしなければならないという焦燥感にかられていました。いくら知識と意識があっても、生活を急に変えるのはかなり難しい話です。わかっているけど行動できないといったジレンマを解決するために、まずは自分自身の時間やお金を、地球のために費やそうと決意することから始めました。ところが、やる気があっても、私の考える「自分が排出したCO
2
を地球に還元する」ための方法があまりなかったから、困ったものです。
世の中にある製品やサービスに
「これを作るのにCO
2
を0.3トン排出しました」
「分別してリサイクルすればCO
2
が0.1トン削減されます」
といった表記がされていたり、
「このパソコンは、環境に配慮した材料を採用して作った結果、従来のものよりもCO
2
が20%削減されました」
という情報が提供されていれば、いいのにな……
海外にはそのようなサービスがあるという話も聞いたことがありますが、残念ながら、日本ではまだまだのようです。自然エネルギーを使うことで、CO
2
削減に貢献している製品はいくつかあるのですが、それらはあまりに高すぎたり、日常生活品ではないため、暮らしの中に取り入れるのが難しいのです。
こういった表記や、CO
2
に対するコストを払うことが当たり前の社会になること。それが今の願いです。そうなった時、CTFの役割は終わり、社会的存在意義もなくなるんだろうなぁ、と思います。一日も早くそのような日が来ることを願って、今日も情報探しと発信に励みたいと思います。
次回はCTFの提案する「森林の適正管理」についてお話させてくださいね。
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「世界のカーボン・オフセット事情 イギリスがお手本となったCTF」
2007年06月13日
「私の仕事がなくなる社会がくるよう願う」
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