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第6回受賞者
山口 絵理子さん 途上国で企画・生産した商品の販売−途上国発のブランドを創る
「途上国」という言葉で一括りにされた場所にも素晴らしい資源と可能性があることを伝えたい。それがマザーハウスの使命です。途上国にある工場で、同じテーブルに向かい合い、同じ言葉で議論をし、同じ目標に向かって、一つ一つ丁寧にもの作りをしています。
同じ目標、それはお客様の心を動かす商品を「途上国発のブランド」として胸を張ってお届けすることです。よりよい社会をつくるために情熱をかたむける一企業の活動が、今まで「貧しさ」という暗闇の中で見過ごされてきた途上国に、希望の光を灯すことを証明したいと思います。
これがマザーハウスの理念です。学生時代に国際機関のインターンの時に見た援助する側の現場、一方、援助される現場を見たいという思いから飛んだアジアの最貧国・バングラデシュで見た現実、これらの経験を通じて「もっと健全で、見える形で、持続的な新しい協力の仕方があれば」という思いを感じました。「善意や自己犠牲の上に成り立つ援助や寄付という形ではなく、経済の基盤をしっかりと持った持続的な協力の仕方」の一つとして、「途上国の資源を使って、先進国で通用する商品をつくり輸出を促進すること」という答えを得て、株式会社マザーハウスが生まれました。バングラデシュの主要産物であるジュートを使い、世界で通用する商品を生産する。それが、現在のマザーハウスの取り組みです。
2006年3月にマザーハウスができてから、すでに多くのバックを世に送り出しました。アルバイト代でつくった最初160個のバックは2ヶ月で完売。650個の追加生産を経て、現行商品である2007スプリングコレクションまで。お陰さまで、いずれもご好評いただいております。現在は、百貨店をはじめ、セレクトショップ・雑貨店などお取り扱いいただく店舗も増え、確実に商品をご覧いただける機会を増やしています。今後は、現在の展開を広めるとともに、直営店のオープンやバングラデシュ以外のエリア開拓など、一歩一歩着実に魅力ある価値の提供を目指して取り組んでいきたいと思います。
いつか東京、ミラノ、パリ、ミューヨーク、颯爽と歩く女性がもっているかわいいバックの中に「Made In Bangladesh」のラベルがある、そんなワンシーンの実現に全てを賭けたいと思いました。これからもその夢に向かって努力を続けていきたいと思っております。
リンクhttp://www.mother-house.jp/
主 催
産経新聞社
サンケイリビング新聞社
fuji sankei business i
共 催
大和証券グループ
審査協力
大和総研
エヌ・アイ・エフSMBCベンチャーズ
セミナー協力
中小企業基盤整備機構