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vol.01 「女性起業家は男性起業家と違うの?」
起業を目指す皆様、こんにちは。大和総研で未上場企業のアナリストを務める甲斐友美子です。
今週から、このコラムを担当させて頂きます。女性ならではの視点からみた、起業家の動向や女性が手がけるビジネスについて、お伝えしていきたいと思います。

年末ということで、今年一年の女性起業家をとりまく環境について振り返ってみましょう。
最近のメディアの露出度合いを見ると、女性起業家がだいぶ定着した感があります。女性起業家向けの融資制度などが整い、女性起業家同士のネットワーク作りも至るところで見られます。ちょっと前までは、女性の起業家であるというだけで、良い意味でも悪い意味でも目立つことがあったかと思いますが、そんな状況も大分変わりつつあります。ただ、株式公開企業という点でみると、今年株式公開した会社121社のうち、女性の社長は1社。まだまだ、女性の活躍の余地はありそうですね。

さて、私は普段の仕事の中で、株式公開を目指す社長にお話を伺う機会が多いのですが、圧倒的に多いのは男性の社長です。一方で、このプロジェクトのお手伝いをさせて頂くようになり、女性の経営者の方にお会いすることも増え、女性経営者と男性経営者の違いについて考えることが自然と増えました。その中で、もっとも印象的だったのは、女性経営者には現実的な方が多いということです。

起業には「理念」「ビジョン」が大事、とよく言われます。このことには、男女の違いはありません。でも、男女の感性の違いは存在すると思います。女性のビジョンはどちらかというと、普段の生活に根ざしたものをもとに、男性のビジョンはいわゆる夢といえるような概念的なもの。あくまでも傾向で、自分はこれには当てはまらない!と違和感を感じるかたもいらっしゃるかとは思いますが、大雑把にまとめるとこんな違いがあるのではないでしょうか。

起業当初は、女性の感性を重視することができていても、ビジネスを進めていくと、男性の感性と関わらざるを得ない状況が必ずやってきます。感性の違いをうまく乗り越えられる人と、そうでない人が出てきます。また、男性の感性に合わせていくことで問題を消化する人もいるでしょう。自分がどんなタイプなのか、あらかじめよく知っておく必要があります。タイプを考える上で、またタイプを知った上でビジネスを進めていくときに、お役に立てるような情報を次回から考えていきます。

(参考)大和総研では起業家のための「新規産業レポート」を公開しており、「利用しやすい女性向けサービス」を連載しています。
大和総研:www.dir.co.jp/eir/
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