| vol.22 「川崎市における地域密着の女性起業家支援」 |
公的機関の女性起業家支援策は全国各地で幅広く行われています。先日、改めて川崎市の支援策を調べる機会に恵まれました。
きっかけは川崎市における女性起業家支援セミナーです。フジサンケイ・大和証券グループ共催によるセミナーは全国主要8都市で毎年開催されていますが、川崎市でも特別企画として初めて実現しました。
川崎市産業振興財団からの提案により、9月15日、同財団主催、フジサンケイ・大和証券グループ女性起業家支援プロジェクト2007の協力で行われました。
川崎市における起業家支援策は、基本的に男女の区別なく、大変充実しています。
同財団が行う支援策のうち、目玉は年6回も実施する「かわさき起業家オーディション」です。現在50回を数え、受賞者数は約300名、内女性は20名以上を数えました。川崎市にお住まいでなくてもエントリーできる企画である点も特筆できます。
このセミナーの協力機関のひとつである川崎市男女共同参画センター(すくらむ21)では、女性起業家に絞った支援策を定期的に実施しています。
例えば、女性起業家入門セミナーでは起業手順、財務諸表の見方、事業計画の立て方などが学べます。女性起業家ネットワークと称して交流会も開催されます。女性起業家フォーラムでは起業体験談、起業見本市、質問コーナーに参加できます。女性起業家無料相談会も別途開催されるとの事です。
こうしたプログラムはこれから起業手順を学び計画を作りたいというアーリーステージ段階にいる方を対象とします。
事業化着手段階に入ると、上記財団や川崎市経済局、川崎市商工会議所など、男女を問わず実施されている起業家支援策を紹介していただけるようです。
このように各種の支援機関が連携して地域に密着した支援策を行っている点が目を引きました。
女性にとって男性利用者が中心の支援機関は、しきいが高いと感じる場合もあるでしょう。そのようなときには、女性専門の支援を行う男女共同参画センターを訪ねてみるのがよいかもしれません。
今回川崎市を事例に取り上げましたが、主要都市では同じような機関がこうした支援策を行っていると聞いています。どしどし活用されることをお勧めしたいと思いました。
(参考)大和総研では起業家のための「新規産業レポート」を公開しており、「利用しやすい女性向けサービス」を連載しています。
大和総研:www.dir.co.jp/eir/
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