| vol.05 「セミナー参加者が関心を持つビジネス」 |
夏に行われた女性起業家セミナーのアンケートを振り返って、改めて気がついた点があります。
今回注目したいのは、回答者のうち約50%が、明確に女性を対象顧客とするビジネスに関心を持っていることです。残り半数についても、対象顧客の性別にこだわらないが、女性の視点を生かしやすいビジネスに大多数が関心を示しました。
「関心があるビジネス」の回答総数は500件。あいまいな表現や複数の表記がありましたが、大胆に16の分野に分類しました。
その中で女性を対象顧客とする分野とは、「カルチャー・娯楽」19%、「美容」13%、「主婦・母親・子供支援」9%、「アパレル」6%、「健康(健康食品含む)」6%、の5分野です。
既に大きくなった市場ではありますが、まだ創意工夫によって開拓余地が大きいことを示しているのでしょう。
そのほか女性の視点を生かし易い分野として、「飲食店・食品販売」10%、「福祉・医療」7%の2分野が多くの票を獲得しました。上記合わせて7分野が全16分野中、上位7位までを占めました。
さて、夏のセミナーを思い出していただきたいのですが、成長した先輩女性起業家の事例分析から、その参入した市場を、(1)女性の視点を生かし易い分野、(2)女性を対象顧客とする分野、(3)資格や技能を生かした分野、(4)女性経営者がまだ少ない有望分野、の4つに分けました。
そして、従来大きく成長してきたのは(1)と(4)が中心でしたが、今後は(1)に加えて、(2)も拡大が加速するだろうとお話しました。上記アンケート結果はこの(1)と(2)の分野に他ならないのです。
これらの分野に関心を持つ人が多いことが、起業家が輩出することに直結するわけではありません。
でも私の期待する分野が多数の女性起業家を目指す皆さんの関心事に合致していることは、そうなる可能性がかなり高いことを示唆しているのではないでしょうか。
(参考)大和総研では起業家のための「新規産業レポート」を公開しており、「利用しやすい女性向けサービス」を連載しています。
大和総研:http://www.dir.co.jp/eir/
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